TOKYO MAPS

こんにちは。あやはなです。



天才に出会った。


 JーWAVE主催のTOKYO M.A.P.Sというイベントに行ってきました。

ネットでたまたま知ったのですが、

六本木ヒルズアリーナにてフリーライブをやるみたいで、

出演アーティストを見たらなんとトリが上原ぴろみさん

え?本当?上原ぴろみさんをタダで見られるの?

と思いましたけど本当でした。



夕方スタッフにお願いして仕事を抜け出し、

駆けつけましたがまだ登場の3時間前。

座席のエリアはもう満席。スタンディングエリアはかなり空いてました。

せっかくだから前の方で見たいなと思い、

ぴろみさんの前のアーティストから見ることにしました。


ROTH BART BARON(ロットバルトバロン)なる初めて聴くバンドでしたが、

なかなかの実力派バンドでボーカルの方もすごく良い声でした。

コールドプレイにちょっと雰囲気が似てるかなと思いました。

良いバンドでした。今年のフジロックに出演なさるそうです。





ライブが終わって、上原ぴろみ登場まで1時間…

う〜ん、どうしようかなと思いましたけど時すでに遅し

後ろに人がいっぱいでもう動けません。

出たら帰って来れなさそうなので、1時間お地蔵さんのように立ち尽くしていました。

ただより高いものはない…


気を失いそうになりながらもなんとか耐え、

定刻通り真っ白な衣装で上原ぴろみ登場!

あ、人間だ!花っぴぃじゃない!

頭は相変わらず爆発してます。かっこいいです。


1曲目はみんな大好きなトムとジェリー』

上原さんブレイクのきっかけとなった曲ですね。

いきなり会場が良い雰囲気になりました。

上原さんはリズムを『はい〜』とか『はっ!』とか、

ダバダバと歌いながらピアノを弾いてますが、

割と近かったので生で聴けて新鮮でした。


そして2曲目は一番好きな曲Haze』

この時点でちょっと涙腺が崩壊しそうでした。

六本木ヒルズアリーナは野外なので、

時折り吹く気持ちの良い5月の風を浴びながら聴くHaze』

もう、これだけで来た甲斐があったなと感慨深かったです。


3曲目は『Once in a blue moon』

会場からお月様は見えなかったですが、

美しい旋律とゴンゴンと激しいリズムが交互にやって来るドラマティックな曲。

ピアノってこんな音するんだと思うほど迫力がありました。


4曲目はアグレッシブなイントロで始まる『SPECTRUM』

始まった瞬間、『うわ!この曲やるんだ!』って感じで会場は盛り上がってました。


5曲目は知らない曲だと思ってたら今やってる『BLUE GIANT』という映画のテーマ?

なかなかかっこいい曲で、

あれ?途中でピアノの鍵盤の蓋を閉めちゃったと思ったら、

その上からバシバシとピアノの蓋を叩く叩く…

ばん、ばん、ばん、 ばん、ばん!

そのリズムに合わせて会場が一体となって手拍子。

感動的でした。


ラストはぴろみさんの代表曲と言っても良い『Dancando No Paraiso 』

高速のラテンナンバーで盛り上がる曲ですが、ものすごい気合いが入ってました。

最後の一音を体全体で叩き込むとぴろみさんが、

ピアノからダーッ!とロケットのように離れ、

ステージ最前線まで飛び出して来て終了。

本当にすごい動きでした。カッコ良すぎ。

思わず叫んでしまいました。圧巻です。


最後はマイクを持ってありがとう!

って言ってからの片手ガッツポーズ。

めちゃめちゃかっこいい。しびれました。

去り際にも再度片手ガッツポーズ。

『うんうん、あんた間違いなくチャンピオンだよ…

 地球上で一番かっこいいジャズピアニストだよ』

と手が折れそうなくらい拍手。

なんだかプロレスのレポートをしてるみたいですけど、

本当にこのまんまでした。


最後にオーガナイザーのクリピ・ぺプラーさんが出てきました。

こんなに素晴らしいライブを無料で見せてくれるなんて、

ありがとう!クリピ・ペプラー!


何もかも忘れて音楽だけにただ集中した本当に素晴らしい時間でした。

上原ぴろみさん。

間違いなく天才で最高のジャズピアニストです。



https://www.youtube.com/watch?v=Qgpw75x3QhU

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