花屋の店先に並んだ♪

こんにちは。あやはなです。


いつもあやはな便りをお読みくださりありがとうございます。

皆さまも大分色々なお花に御詳しくなられたのではないでしょうか。

皆さまのフラワーライフの一助になれば幸いです。

今回はいつもと違うまた別の角度からお花のお話をしてみようと思います。


皆さんが花屋さんに来店して、

何となく眺めているお店に並べられたお花たち。

実はこれらのお花たちは普通のお花ではありません。






どういう事かと申しますと、


アイドル並みのとてもとても厳しい競争を

勝ち抜いて来たお花たちなのです。


例えば赤いバラ1つとっても、


「昔、この赤いバラの花束貰ったわ〜」と思っても、


実はその記憶の中のバラと同じバラではないのです。


その時代の人々の好みや品種改良や生産技術の進歩によって、


どんどん入れ替わっているんですね。


なので昔出版された「花屋さんで買えるバラ」みたいな本を見ても、


今はほとんど流通してなかったりします。

 

時代の流れによって、どんどん淘汰されています。


あの花は今?状態です。



 またその他の理由により消え去ってしまうお花もあります。 


以前、大人の手の平サイズのガーベラが登場した事がありましたが、


本当に見た事もないくらい大きく、今で言うダリアのような存在感でした。


これはお祝い事の席で映えるなと思って仕入れてみましたが、


水が揚らない…


揚がらないというか大きな花弁が水を飲みすぎて重たく垂れてしまうんですね。


なので見た目がすごく元気がない…


アイドルで言う所の才能はあるけど本人のやる気がないみたいな状況です。


そしてお花の歴史から消え去って行きました。

 ただ中にはサイクルが長いお花もあります。 


例えば有名なカサブランカ


白い大輪のユリの代名詞になっているお花ですが、


こちらはこの世に生まれてから40年もの間、


トップの座に君臨し続けています。


役者さんで言うところの吉永小百合さんみたいな存在です。


カサブランカというネーミングも名作映画の影響か、

覚えやすく素敵なイメージがあるのかも知れませんが、


何よりも純白で大きく華麗に開く姿が人々を魅了してやまないのかも知れません。


香りも素晴らしいですね。



今、お花屋さんに並んでいるお花たちも、


諸事情により来年にはもういないかも知れません。


そんな厳しい競争を勝ち抜いたお花界のトップスター達が集まる場所。



それがお花屋さんなのです。






いつでも夢を/はしゆぴおwith吉永さゆぴ

https://www.youtube.com/watch?v=NbLg0Rv1hkg

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