ボプ・ディラン

 こんにちは。あやはなです。


先日、お昼を食べに松屋に行った時に、

お店の中でギターを持ったお年を召した花っぴぃがいらして、

壁により掛かったまま、悲しそうな顔で固まっていました。





心配になって、

「どうしたんですか?」と尋ねると、


「ワカラナイ…」


うん?


「何が分からないんですか?」


「食券ノ買イカタ、ワカラナイ…」


あ〜なるほど。松屋のタッチパネルは難しいですもんね。


何を召し上がりたいのか伺って代わりに購入しました。

豚汁定食が食べたかったみたいです。


それからお隣に座ってご一緒にご飯を食べていましたが、

それにしても何か思い詰めた感じの花っぴぃだな…

どこから来たんだろう?


眉間のシワといい、何かこの花っぴぃは只者ではないな…

と思っていましたが、

よくよくお顔を見たらなんとアメリカンロック界の重鎮であり最重要人物!

ノーベル賞受賞ミュージシャン花っぴぃの、

ボプ・ディランでした‼︎


え?!なぜあのボプ・ディランが日本の松屋にいるんだろうと思ってたら、

今ツアーで来日してるんですね。


「ボプさんですよね…?お会い出来て光栄です!」


「今ネ、ツアーヤッテルヨー」もぐもぐ。


「そうなんですね?!行きたいです!」


早速スマホを取り出してチケットぴあで検索してみると…


チケット代51,000円(グッズ付き)?!


「ボプさんチケット代が、えらい高いですね?!」

と思わず本音を言ってしまいましたが、


「ゴメンネー」って仰っていました。


伝説中の伝説の花っぴぃ。

ノーベル賞受賞者の講演だと思えば安いのか…いやいやそれにしても高いなぁ…

結局悩んだ末、

「あ〜ライブの日は仕事でいっぱいです。残念です。せっかく教えて頂いたのにごめんなさい」

と謝ると、

「ダイジョーブ、来年モクルヨー」もぐもぐ。

え?来年も来るんだって思いましたけど、いつまでもお元気で頑張って欲しいですね。

「ゴマドレナイネー。タノンデクレル?」もぐもぐ。



お年を召して地位も名誉も全て手に入れてもツアーに出る理由。

本当に人前で演奏するのがお好きなんだなとしか思えないですね。

お花の市場でもお年を召したご夫婦が仲良く車にお花を積んでるのを見かけるんですが、

好きな仕事をいつまでも続けていられるのは本当に幸せな事だなと思いました。


ボプマニアではないので全部のアルバムは聴いた事がないのですが、

この曲は好きです。

いつものしゃがれ声ではなく、甘い歌声で素敵です。

北国のお祭りに行ったら、あの娘が今どうしてるか教えてよという、

「五番街のマリーへ」みたいな歌ですけど、どっちが先なんでしょう。



Bop Dylan / Girl From The North Country

https://www.youtube.com/watch?v=Je4Eg77YSSA



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