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ディック・パン・ダイク
こんにちは、あやはなです。
昨夜は何か陽気で楽しげな雰囲気がしているなと思ったら、
なんと!ある時は煙突掃除屋さん!
ある時はダメな天才発明家!
ウォルト・ディズニーさんにオファーされた花っぴぃ!
ディック・パン・ダイクさんがいらしていました!
御歳98歳!今でもピンピンしてます。
ちなみに峰岸徹さんではありません。幼い頃は見分けが付きませんでしたけど。
うわぁ〜この花っぴぃは本当に大ファンです!
ディズニーさんに直々に指名されて演じた「メリーポピンズ」
そして007の生みの親が作った子供向け007こと「チキチキバンバン」
もうこの2作だけでレジェンドですね。
本当に明るく陽気でユニークな演技が素晴らしくダンスもお上手です。
「メリーポピンズ」は本当に大好きな映画で、
実写とアニメが融合したシーンはまさにファンタジーで、
CGのない時代なのに今も色褪せる事がありません。
ダイクさんがアニメのペンギンたちと踊るシーンは本当に見事だなと思います。
そして踊りのみならず数々の名曲を歌いこなしているのも、
本当に芸達者だなと思います。
そして有名な早口言葉ソングも。
Mary Poppins (1964) - "Supercalifragilisticexpialidocious"
https://www.youtube.com/watch?v=uZNRzc3hWvE
近年公開された「メリーポピンズリターンズ」も、
最後に91歳のダイクさんが出て来ましたが相変わらず陽気なオーラ全開で、
とてもお元気そうで感激しました。
バンクス家のセットも見事に前作のチェリー通り17番地が再現されていました。
制作陣たちの前作へのリスペクトを感じて、本当に素晴らしい演出だなと思いました。
劇場では日本語吹き替えで観ましたけど、
平原綾香さんのメリーポピンズが本当にハマっていましたね。
やっぱり歌がお上手ですね。
そして天才発明家を演じた「チキチキバンバン」
もう今も昔も大好きな映画第一位です。
こちらでもダイクさんが歌って踊って大活躍されていますが、
非常にハッピーでファンタスティックな作品です。
イギリスらしいブラックなジョークもあったりして大人も楽しめる作品だと思います。
あ、バンブーダンスを踊ってくれています!
このシーン本当に大好きなんですよね。
子供たちが遊ぶスクラップ置き場にやって来た今はもう動かない一台のレーシングカー。
ある日、鉄屑にする事が決まり可哀想に思った子供たちが、
引き取って欲しいと父親であるダイクさん演じるポッツさんにお願いします。
しかし冴えない発明家の父親にはスクラップを買い取るお金がありません。
ある日、自身で発明した自動散髪機なる機械を持ってお祭りに出掛けます。
面白がって試してくれる紳士が現れますが、頭はとんでもない髪型に!
怒った紳士はポッツさんを追いかけますが、
追いかけられているポッツさんはバンブーダンスの波に飲まれてしまいます。
そこで見よう見真似で踊り終わると、観客からは拍手喝采。
観客からの投げ銭を集めて無事にスクラップの車を手に入れる事が出来るのでした。
それがのちに魔法の車に生まれ変わります。
というシーンがこちらです。
そして「チキチキバンバン」には数多くの名脇役が出ていますが、
中でも悪名高き王、ボンバースト男爵役の、
ドイツの国民的俳優ゲルト・フレーぺさんは本当に大好きです。
何か赤塚マンガに出て来そうなキャラなんですが、
観てるだけで楽しい気分になれる素晴らしいキャラクターです。
王妃と語らいながらお互いを、
「なんて可愛いお顔なんだ」
「あなたもテディベアみたいに愛らしい」と歌って踊りながら、
王妃を殺害しようとするブラックな内容ですけど、
非常にコミカルで楽しい名シーンです。
そしてダイクさんの素晴らしい体幹で演じられた奇跡のシーン。
子供達が拐われたお城に乗り込むために、おもちゃの人形に変装して忍び込むシーン。
王様の前でお披露目されて、おもちゃの人形のダンスを踊ります。
この人形の動きが今見ても素晴らしいです。トゥルーリー役のサリーさんも。
ダイクさんの踊りながらも倒れそうで倒れない…
ものすごく脚力がないと出来ない動きです。
本当に素晴らしいパフォーマンス。
そしてこの映画の主役はなんと言っても、
天才発明家がチューンした魔法の車「チキチキバンバン」
陸も空も海も走れる夢の様な車です。
自分はあまり車にはこだわりがなく、
エアコンとカーステレオが付いてれば良いかなと思うんですが、
この車が発売されたら30年ローンでも間違いなく買ってしまいます。
運転して空を飛びながら「チキチキバンバン」のサントラを聴きたいですね。
それが、ささやかな夢です。
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