津軽海峡夏景色



8月17日 曇りのち晴れ


函館ニハイッパイ船ガアルダヨ。
ダカラ船ニ乗リタイダヨ。
今日ハオ船デ海ヲ渡ッタダヨ!
ソシテ大キナオ面ヲイッパイ見タダヨ!




という事で船好きな花っぴぃたちのリクエストで、
函館から青函フェリーに乗る事にしました。
船苦手なんですがあれだけ大きければ大丈夫でしょう。


こちらから乗ります。
車が乗り込む所ですね。割と古い船でした。



個室がない船なので大きな客室で皆んなで雑魚寝です。
何か入浴施設の休憩所みたですね。




船が出航するとエンジンの振動とで早速目が回りました。
ひたすら横になって耐えている感じです。
船はあまり良い思い出がないので先入観もありますが、
やっぱり苦手と思いました。


「スゴイダヨ!イッパイ山ガ見エルダヨ!」

はい良かったですね。


「見ルダヨ!キレイダヨ!」


はい良かったですね。



とやっと青森港へ到着。




やっぱり陸は良いですね。元気になりました。





何十年振りに青森県に上陸したども、
青森さ来るど急に訛ってまる気がするだども不思議だ。
色々な土地でたまにタクシーに乗ると運転手さんとよくお話しますが、
その土地の方言が聞けて本当に楽しいですね。
特におじいさんの津軽弁はすごく良いなと思います。


宿に荷物を置いて青森市観光に出掛けます。
うん?歩いていて異変に気が付いたのですが、
まんず人がいね。


この通りは大きなアーケード街で、
ねぶた祭りの時は人で溢れかえるそうですが...




誰もいねだ


みんなどごさ隠れただか...


横道見でもこぃだ



ちょうど先週、ねぶた祭りだったので、
町の皆さんは燃え尽きてしまったんでしょうか。
本当に立派なアーケード商店街ですけど、
週末だと言うのに割とお店も閉まってますし閑散としていました。


「祭のあと」とはまさにこのことですね。



ただ青森駅の近くにある、
ねぶた祭りが体験出来る「ワ・ラッセ」という施設は人で賑わっていました。



おぉ!これがねぶた!
と見入ってしまいました。



ザッパーン!


ザッパーン!



ぬおぉぉぉぉ...つい擬音を言いながら写真を撮ります。


どりゃぁぁ!!


わしが足柄山の金太郎じゃぁぁぁ


所々でこんな風に出来てるんだよー、
という解説があって面白いです。



どど〜ん!



ガァオォォゥゥゥ...



この眉毛の筆捌き


こちらは三国志の関羽さんでしょうか


ぐははは...愚かな人間どもよ
すごく悪そう


こちらはちょっとファンタジックですね


いやすごい迫力でした。

つい見ながら力が入ってしまいますね。


そしてこちらの施設ではねぶたの踊りも体験出来ます。
ねぶたバンドならぬお囃子の方達がいたり踊り手の方がいたり、
生演奏踊りを教えてくださるんですね。





ラッセラーラッセラー♪

威勢の良い掛け声で皆さん飛び跳ねてます。
でも真似してて思いましたけど、
これ脚力のある若い方しか踊れないですね。


盆踊りとは違って常に飛び跳ねてますので、
運動不足の方がやったら足首グキッ!ってなると思います。
実際あんまり年配の方は踊らないみたいです。自分も1分が限界でした。
高校サッカー青森山田が強い理由が少し分かった気がしました。


腹に響くような大きな太鼓も叩かせてくださるので、
これはやりたかったので叩いて来ました。
巨大な太鼓の達人やってるみたいで大変気持ちよかったです。
ずっと叩いていたかったです。


最後は会場全体で踊り続けていましたが、
ねぶた祭りの熱気が伝わって来る良い経験でした。
ねぶた祭りを楽しく学べて子供も大人も楽しめる素晴らしい施設だと思います。


ねぶたの家 ワ・ラッセ
https://www.nebuta.jp/warasse/


「青森ハ、イ所ダヨー。」


んだの〜。




そして日が暮れても街には誰もいません。
一度だけ若者たちの集団とすれ違いましたが、
皆さん関西弁でした。




その5につづく

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