ぷじこぷじお

こんにちは、ぼくあやはなです。


昨夜はお店を閉めて帰ろうと思ったら、
お店の真ん中に不思議な扉が現れました。
はて?と花っぴぃたちと眺めているとなんと!
中から児童マンガ界の巨匠こと、
ぷじこFぷじおさんがいらっしゃいました!!




わぁ本当にお会いしたい花っぴぃだったので嬉しいです!
物心ついた頃からドラえもんと共に歩んで何十年。
ドラえもんを読んで字を覚えドラえもんを読んでのび太的生き方を学びました。
「のんきなのび太くん」は自分のテーマソングです。


https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=Arey_FZsENU


幼い頃はコロコロコミックの熱狂的な読者で、
子供心にドラえもんを読む時は身を正して読んでましたね。
よくページの横っちょに「何々先生に励ましのお便りを送ろう!」みたいに書いてあって、
自分も藤子先生に手紙を書いた事があります。幼稚園の年長さんくらいの時ですね。
生まれて初めて書いた手紙です。内容は、


「藤子先生はじめまして。
 ぼくはドラえもんの本を10さつもっています。
 あとカセットテープを3本もっています。
 あとシールもいっぱいもっています。
 これからもがんばってください。」


という様な、自分はいかに先生の商売に貢献しているかみたいな、
すごくいやらしい手紙だったのですが、今思い出すと恥ずかしいです。
「のび太くんをジャイアンにかたせてください」とか、
そういう可愛いお便りを書けなかったんですかね。
タイムマシンがあったらその頃の自分に、
子供らしい素直な人間性を説いてあげたいですね。


そんなお手紙でしたが、そこはファンを大切にする藤子先生。
なんと翌年の元旦に年賀状が届きました!!ドラえもんのイラスト入り!
もちろん印刷のものでしたが宛名は手書きで(アシスタント、出版社の方が書いたんだと思いますが)
子供心に盆と正月がいっぺんに来たなと思うくらい嬉しかったのをよく覚えています。
しばらくは宝箱の中に仕舞っていましたが、そこは子供。
半年くらいでどこかへ行ってしまった気がします。
でも今でも思い出すと嬉しい気分になりますね。


それ以来、自分にとっては特別な漫画でしたので、
子供の頃はひみつ道具の絵を描き写してマイひみつ道具図鑑を作ったり。
割と大人になってからは全巻買い直して揃えました。
毎日一冊ずつ買って仕事帰りに読んでいました。
どのエピソードか忘れてしまいましたが電車の中で読んでたら爆笑してしまって、
いい大人がドラえもんで爆笑するなんて大丈夫かな自分。とか思ったりしました。


最近はドラえもんもCGになったり進化しながら根強い人気がありますが、
何年か前にドラえもんの小さなぬいぐるみやらアクリルキーホルダーやらを、
バックにいっぱい付けた若い女性の方がお店にいらっしゃいました。
「ドラえもんお好きなんですか?」と尋ねると、
「はい、大大大好きです。今日も映画観てきました。」と。
おぉ!と嬉しくなって、
「自分も長編はのび太の大魔境で止まってますけど、コミックは全部持ってます。」
ドラ好きをカミングアウトしました。
色々とドラえもんのエピソードの話をした後に、
「一番欲しいひみつ道具は何ですか?」と訊いてみました。
すると「ベタですけど、どこでもドアですね」と仰られたので、


どこでもドアか…扉を開ければ望む所に行ける夢の様な道具で自分も勿論欲しいんですが、この道具が実用化された世界ってイマイチ良いイメージが湧かないんですよね。まずあらゆる交通や物流は消滅しますよね。世界中で多くの人々の仕事が失われますし、ローカル鉄道に乗ってのんびり旅するなんて趣きのあることは出来なくなります。扉を開ければ会社にも行けますので都心部の土地は下がり郊外は平均化されますね。でもこちらが行けるという事は向こうからも来れるのです。今は家でお仕事しててもzoomや何かで上司はモニターの中にいますが、デリカシーのない上司は勝手に「来週までに資料作ってくれるか」なんて仕事を指示しに部屋まで来るかもしれません。「どうしてこっち来るんですか?」「仕事中に部下の部屋に来るのは当たり前だろ」もう最悪です。この様などこでもハラスメントが問題になります。それに物流コストが消滅する事であらゆる物の値段が壊滅的なデフレを起こしそうです。そしてのび太くんみたいにわざとしずかちゃんのお風呂場に行く人も増えるでしょう。そうなって来ると治安が悪い所の騒ぎではなくプライバシーもない無法地帯です。「きゃーのび太さんのエッチ!」じゃ済まなくなります。この様に総じてワールドクラッシャーな道具だと思いますがそれでもあなたはどこでもドアが欲しいんですか?


とちょっと思いましたけど「良いですね」と言いました。
大人になると素直に夢が見れないというお話でした。
けど結構なドラ好きの方とお話出来て楽しかったですね。


あ、そんな思い出に浸っていたら、
またどこでもドアがプルプルしていると思ったら、
なんと!ぷじこAぷじお先生もいらっしゃいました!




やっぱり2人揃ってこそ、ぷじこぷじおですよね。

わぁやっぱりもみあげがイカしてますよね。
もう何十年も前に西新宿に事務所があった頃に、
一度お花を届けに行った事がありますが、
壁一面に作品のポスターが貼ってある昭和の雑多な良い感じの事務所でした。
A先生いるのかなとドキドキしました。

A先生怪物くんも大好きです。
映画「怪物ランドへの招待」の主題歌がノリノリで良いんですよね。
子供の頃よく歌っていました。この曲はなんと小林亜星さん作曲。流石です。
ちょっとオリエンタルなイントロが攻めてますね。


GO!GO!モンスター号
https://www.youtube.com/watch?v=lw2ODFN3pi0



ぷじこぷじお先生といえば「まんが道」
まんが道といえばトキワ荘です。


手塚治虫さん、藤子不二雄さん、石ノ森章太郎さん、赤塚不二夫さん、
富永一郎さん、鈴木義司さん、車だん吉さん、川島なお美さん…


と名だたるマンガ家達が暮らしていた伝説のアパートですね。
ちなみに石森プロあやはなのすぐご近所にあります。
大変お世話になっています。

2年ほど前ですが、ふと思い立ってトキワ荘に行ってみました。
豊島区の南長崎という場所にあります。マンガの聖地です。

残念ながら現在はトキワ荘は残っていませんし、
跡地には新しく会社さんが立ってるんですが、
その近所の公園にトキワ荘を再現した「トキワ荘マンガミュージアム」があります。
ここが本当によく出来ていて感心しました。




こちらが藤子先生のお部屋。
という事は手塚治虫先生が暮らしていたお部屋でもあります。
ここにドラえもんが舞い降りました。



こちらはみやすのんき先生のお部屋だったか当時の様子が再現されています。
まさに漫画家の部屋ですね。



当時トキワ荘の外にあった電話ボックス。
ここから編集部へ電話していたそうです。
お、何かお気付きですね。
そうです、もしもボックスなのです。



そして何より感激したのが、藤子作品に出て来るラーメン大好き小池さん。
なんとあの小池さんが食べていたラーメンのお店が現存して今もご営業されています。
これは頭がチリチリパーマになっても食べないわけには行かないですね。



こちらがトキワ荘のみんなに愛されたラーメン。松葉さんの中華そばです。



もうご想像通りの味の醤油ラーメンなんですが懐かしくてとても美味しいですし、
何より憧れのマンガのラーメンが食べれた事に感動しました。
そして店内には錚々たる漫画家たちの色紙がびっしり。壮観です。





みなさん小池さんのラーメンが食べたかったんですね。
見てるだけであらゆるマンガのタッチが学べるんじゃないかと思えて来ます。
ラーメンも美味しいですし、チャーハンも名物みたいです。
ぜひお近くに行かれた際は寄ってみてください。
そして「ンマーイ!」藤子不二雄先生の真似して叫んでください。




まさにマンガ界のレノン&マッカートニー最強のコンビですね。


花っぴぃたち藤子キャラになりきって楽しんでいますね。
皆さんもたまには押し入れの中で寝たりして、
ドラえもん気分を味わって楽しんでください。

それでは、最後は個人的な藤子アニメソングベスト3でお別れです。


第3位

ひまわりの約束 - 秦基博


CGドラえもん「スタンド・バイ・ミー」の主題歌です。
映画は泣けるエピソードを編集した作りなので泣けて当然なんですが、
この曲が掛かった瞬間やっぱり泣きました。

https://www.youtube.com/watch?v=6ZKlfeJSCmU

第2位
ポケットの中に- 大山のぶ代


名作長編アニメ「のび太の恐竜」のエンディングテーマです。

ドラえもんからのメッセージが泣けます。


https://www.youtube.com/watch?v=KlXFIUrzJSc


第1位

もしも恋人が宇宙人なら - 岩男潤子


モジャ公のテーマソングです。

本当にロマンティックな歌詞まるで山下達郎さんが作曲したかの様な、

まさかのドゥーワップなコーラスワーク。

そして後半の盛り上がりと謎のウォールサウンド感。

とにかく素晴らしい楽曲です。

モジャ♪モジャモジャ♪


https://www.youtube.com/watch?v=sKoa9WYwMa4



そしてこれ大好きです。いつ見ても笑います。彼女もまた天才ですね。

優勝した後の特番がまた更に最高でした。


https://m.youtube.com/watch?v=XZPLjD_I1pQ



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