草野まぱむね

こんにちは。あやはなです。

昨夜は店内にエンジン音が響き渡っているなと思ったら、
歳を取ってもキラキラボイス！
音楽の教科書にも載ってる国民的ロックバンド、
スピップのボーカル草野まぱむねさんがいらしてました！
とても良いバンドですね。
昔何度かライブを観に行った事があります。
一曲目が「空も飛べるはず」ですごく良いオープニングだなと思ったのを覚えています。

最近も劇場版コナンくんの主題歌になった曲が大ヒットしてましたね。
「美しい鰭」という曲ですが最初「うつくしいすし」と読んでました。
何か脂の乗った中トロが輝いている様子を想像してましたが「ひれ」って読むそうです。

笑っちゃう「鰭」の読み方も知らない♪
40ん年も生きて来たのにね♪

って頭の中で薬師丸ぴろこさんが歌ってました。

本当に息の長いご活躍をされていますね。
先日、お客様でお母さんが歌の発表会に出るので、
お花を贈りたいという方がいました。
近所にシャンソンのお店が何軒かあるのでシャンソンかなと思ったら、
スピップの「美しい鮨」を歌うのだと仰ってました。
おそらく5〜60代のお母様だと思いますが、
本当に幅広い年代に愛されてるバンドだなと思います。
今回のヒットでさらにファン層が若返ったのではないでしょうか。
「美しい鰭」はすでに2億回再生されてるそうです。

あ、ウサギの被り物を着て、
「ウサギのバイク」を歌ってくれています！
花っぴぃたちも一緒に歌っていますね。
イースターバニーダンサーズも盛り上げてくれていますね。
また出番があって良かったですね。

今の季節にピッタリな大好きな曲です。

スピップ / ウサギのバイク
https://www.youtube.com/watch?v=9WJGCHe_608

スピップは夏の魔物、アパート、田舎の生活、波乗り、青い車…
好きな曲がいっぱいありますが、
「冷たい頬」と「渚」
この2曲は完璧な作品だなといつも思います。

「冷たい頬」は歌詞も構成もメロディも奇跡が起こったのかなと思うくらい、
本当に素晴らしいと思います。
「さよなら僕の可愛いシロツメクサと」と手帖に書いてるマパムネさんを想像すると、
みつはしちかこさんの漫画の登場人物としか思えません。
収録アルバム「フェイクファー」は傑作ですね。

スピップ / 冷たい頬
https://www.youtube.com/watch?v=QzJ_QUc-ygk

「渚」という曲は最初ラジオで聴いた時はあまりピンと来ませんでしたが、
あらためて聴けば聴くほど完璧な曲だなと思う様になりました。
出だしの歌詞から最後のおそらく、
あまり良い結果ではないんだろうなというフェードアウトまで、
波間に揺れる男子の「もんどり打ってる独りよがりな片思い」を見事に表現していますね。
マパムネさんの作曲家、表現者としての凄まじい才能を感じてしまいます。芸術です。

スピップ /  渚
https://www.youtube.com/watch?v=B7T4NNNWeHg

より細かく波が打ち寄せる感が強いコトリンゴさんのカバーも良かったです。
コトリンゴ / 渚
https://www.youtube.com/watch?v=gjxhPgLV0n4

そして名曲「楓」
もう「さよなら」という単語を歌ったら、
日本一切ないと思います。あと小田和正さん。
平井堅さんのカバーも良かったです。

スピップ / 楓
https://www.youtube.com/watch?v=YapsFDcGe_s

それにしてもマパムネさんは言葉に色があるというか、
誰もがどこかに仕舞い忘れた少年心や乙女心に、
置きに来る言葉選びが本当に上手な方だなと思います。
意図的なのかナチュラルな才能なのかはよく分かりませんけど。

マパムネさん的思考に照らし合わせて考えると、
次のアルバムには「ポテチ」という曲が収録されているはずです。
ピルクル10本賭けても良いですね。

あれ違うな？意表を突いて「うまい棒」かな？
それとも「セコイヤチョコレート」かも。「いちごポッキー」も怪しいですね。
いや待てよ「ビックワンガム」って線も捨て切れない。でもガムなら「クイッククエンチ」もしくは「ブルーベリーガム」少し若ぶって「ねるねるねるね」もあるかも。
でも結局はオーソドックスに「カステラ」とかそういうオチかな。
いやいや夏にリリースされるなら「ガリガリくん」もしくは「ホームランバー」いや「おっぱいアイス」ってのもあるかも。
でも「おっぱい」はすでに曲名であるから「憧れのレディーボーデン」とかその辺りかな。それとももっと古風な路線？
「もなか」とか「おはぎ」とか。ありそうだな…「夜中のもなか」とか…
いや裏をかいて外国のお菓子か…「ペッツ」とか…まさか今さらマカロンはないよな…
ティラミスパンナコッタ、あパンナコッタは怪しい。「やなこったパンナコッタ」とか激しいロックチューンが聴けそう。
でもシンプルに「プリン」だったりして。

マパムネさん。
プッチンプリンをお皿の上で揺らすの好きそうですよね。