放課後の音楽室

こんにちは。あやはなです。


ずっと行ってみたいと思ってたコンサート。

谷山ぴろこさん「放課後の音楽室」

なるイベントのチケットが当たったので、

上野の文化会館まで観に行って来ました。




谷山さんのライブは何回かチケットを申し込んでましたが、

なかなか当たりませんでした。会場がどこも狭いので競争率が高いみたいです。

一度だけ新宿のタワレコでイベントライブは見た事がありますが、

ちゃんとしたライブは今回初めて。


初めてなので谷山さんのライブはどんなお客さんの層なのかな、

きっとおっさんばっかりなんだろうなと思っていたら、

男女半々くらいでおまけに若い女性も多くてちょっと意外でした。

浴衣女子もいたり。


昨年でデビュー50周年だそうですが、

キャリアが長いし色々な人に曲を提供しているので、

デビューから知ってる人、みんなのうたで知った人、

別の方に提供した曲で知った人、ジブリ映画で知った人などなど、

幅広い年齢層に支持されている感じでした。

やっぱり女性が多いライブ会場は雰囲気も華やかですね。


知らなかったんですがこのイベントでは、

谷山さんは一切ピアノを弾かずに、

ゲストミュージシャンの演奏に合わせて歌うという面白いスタイル。






今回はアコースティックギターと薩摩琵琶のユニットMARKUさんでした。

薩摩琵琶とは何ぞやと思ってましたが、

鹿児島や宮崎の辺り発祥のお侍さんが嗜んでいた楽器だそうです。

やたらバチが大きくて、いつ敵が来てもバチで応戦出来るようになんだそうで、

「んなバカな」とちょっと思いました。

アコギとのアンサンブルはなかなか素敵でした。

琵琶を弾きながら詩吟も披露してくださいましたけど、

めちゃめちゃ良い声で素晴らしかった。


そんな不思議な編成で始まって一曲目「絵はがきの町」

この曲割と最近知ったんですけどすごく良い曲です。

何かジョニ•ミッチェルさんの「Urge for Going」を彷彿させます。

谷山さん作曲能力の高さとセンスを感じる一曲。


「絵はがきの町」 谷山浩子

https://www.youtube.com/watch?v=8F7sHmPOBHQ


他はマニアックな編成なのでマニアックな曲が多かったですが、

斉藤由貴さんが歌った「MAY 」をアコギの伴奏だけで歌ってくれました。

あ、なかなかシンプルで素敵だなと思ってたら、

二番の出だしでギターの人が思い切り間違えて、

一気に夢が醒めてちょっと笑ってしまいました。

集まった皆さんの心の舌打ち大合唱が聞こえた気がしました。


でもギターの方も谷山さんをとてもリスペクトしている、

すごく人の良さそうな控えめな方だったので、

終演後にすごい勢いで謝ってるんだろうなと想像します。


ジブリ映画「ゲド戦記」「テルーの唄」もやってくれました。

これは琵琶の音色がすごくハマってました。

あらためて名曲でした。


テルーの唄 谷山ぴろこver

https://www.youtube.com/watch?v=szqW3RRsaFE


聴きたい曲がたくさん聴けた訳ではないのですが、

やっぱり谷山ぴろこさんの歌声を、

素晴らしい音響のホールで聴けて良かったなと思いました。

歌声は全く変わらないですね。







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