ソール・ライターの原点

こんにちは。あやはなです。


渋谷ヒカリエホールでやっている、
「ソール・ライターの原点・ニューヨークの色」
を観に行って来ました。


街のごくありふれた風景を詩的に切り取る写真家の展覧会です。
これが本当に素晴らしかったです。





その瞬間を待ち構えているのではなく、
構図が見えた瞬間カメラを構え、
さりげなく撮ってる感じが本当に素敵です。




モノクロの展示も良かったですが、
やっぱり雨や光が生み出す様々な色を捉えた作品は、
まさに一枚の絵を見ているようで、
写真ってすごいんだなとあらためて思わされました。





商業写真としてファッション誌の写真もたくさんありましたが、
どれも素敵なアイデアに溢れた良い作品が多かったです、
そしてどのモデルさんも本当にお洒落。まぁお洒落。


こんな面白い写真も。

若き日のアンディ・ウォーホルと彼の母ちゃん。
こうやって見ると下町の家族みたいですね。

「あんた何、急に色気づいちゃって。店番サボるんじゃないよ」

「うるさいなぁ」って会話が聞こえてきそうです。





元々画家を志した方なので、
結構な量の原画の展示もありましたが、
こちらも写真の延長の様な、
こういう光を撮りたいんだなと分かる作品でした。とても好きな感じの作品でした。
やっぱり芸術家ですね。





そしてニューヨークの街。
実はニューヨークもパリも東京も、
街で暮らす人々の中にあるノスタルジーは、
割と世界共通なのかなと思いました。
どの作品も穏やかで詩的な閃きがあって、
懐かしい空気が充満していました。

「ソール・ライターの原点・ニューヨークの色」
とてもとても良い展覧会でした。


同時開催中の「平間至展 写真のうた」
こちらも大変楽しい展示でした。
日本の音楽シーンがお好きな方はぜひ!






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