exPoP!!!!! 再会2025


こんにちは、あやはなです。


日曜日は渋谷で行われていたサーキットイベント、
「EXPOP!!再会2025」を観に行って来ました!
渋谷の7ヶ所のライブハウスやクラブで行われるイベントです。
家の若者と一緒に行きました。





今回はトクマルシューゴさんが参加されるという事で、
チケットを取りましたが、他にも観てみたい方が沢山。
そしてなんと最後に阿部芙蓉美さんも参加決定という事で、
本当に自分にとって得しかないイベントになりました。
もうかなり前から楽しみにしていたイベントです。
他にも眉村さんもいらしたら最高でしたけど、残念ながら今回はいらっしゃらず。



さてどうやって周りましょう。
観たいアーティストがいっぱいです。



12時半に到着してリストバンドに交換して貰って観戦スタート。
まずは前回やついフェスで少し見たHomecomingsのライブへ向かいました。
あれから色々聴いてたので楽しみです。
前回チラッと拝見した時にドラムのユナさん(元CHAI)がカッコよかったので、
ドラムサイドに陣取りました。


ここならスティック捌きがよく見えますね。



シューゲイザーなバンドだけあってギターのディレイとハウリングの使い方が上手ですね。
ドラムはやっぱりカッコいい!!
バンドのカッコ良さを150%アップさせてると思います。
タイトでハイハットの音がかっこいいです。
そして真剣にドラムに向き合ってる感じが痺れますね。



楽しそうな感じでいいですね。



でも全体的なパフォーマンスはちょっと元気がないかなと思っていましたが、
年末のライブでベースの方が脱退しちゃうみたいですね。
新たなフェーズに向かって頑張って欲しいなと思いました。

Homecomings - every breath (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=exBg4xaDjNM



ここで若者とは観たいアーティストが違うので、
それぞれ好きなライブに行く事にしました。楽しんできてください。



自分は次に元キリンジの堀込さんのライブへ。
こちらは2階席で座って観ました。前回のやついフェスで夜まで体力が持たなかったので、
今回は無理せず体力を温存しようと思います。

サウンドチェック中の堀込さん。
2階からでもよくみえます。



遊佐未森さんとよく共演してらっしゃる大好きな楠均さんがドラムでした。
こちらも右手のみの高速ハイハットが痺れます。燻銀のドラミングです。


そして名曲「エイリアンズ」レゲエミックスみたいな、
完成度の高いアレンジに生まれ変わっていました。やっぱり名曲ですね。
本当に音楽職人と言った感じの堀込さんでした。綺麗な声が良く出ていらっしゃいました。


堀込泰行 - エイリアンズ @ ONE PARK FESTIVAL 2021
https://www.youtube.com/watch?v=-KGDVZo2-1g



そして次は色々ちょろちょろと覗き見した後は、
今1番気になるアーティスト、梅井美咲さんのライブへ。
会場は7th floorでしたので、すごくアットホームな感じの狭い会場です。


今回は梅井さんのピアノとシンセ、ドラムの海老原さんのデュオ編成。
着いた瞬間、サウンドチェックをされていましたが、
もう初っ端から圧倒的過ぎて笑ってしまいました。


ネクスト上原ひろみと呼ばれる理由が一瞬で理解出来ました。
ドラムとの阿吽の呼吸で強力なアドリブを繰り出す梅井さん。
開いた口が塞がらないというか、なんじゃこりゃという未来の音楽に楽しくなり過ぎました。


梅井美咲さん登場!




本番もとにかく次々と梅井さんに降りて来るフレーズとドラムとの、
音の洪水に圧倒されっぱなしでした。
言うなれば何でも作れるスーパー料理人がカッコいいカツ丼や美しいナポリタンを、
次々に素早く調理しては投げ付けて来る感じです。
何言ってるか分からないですよね。自分も分かってないです。
とにかく一瞬にしてとんでもないフレーズが生まれては消えて行きます。


今もなお、凄まじい才能が生まれ続けてるんですね。
すでに上原ひろみさん中村佳穂さんと共演されたりしてるみたいですが、
もうあと2年もしたらこんなアットホームな会場では見れないんだろうなと思いました。
末恐ろしい才能とはこの人の事ですね。
また勝手な想像ですが、ドビュッシーが現代のジャズピアニストになったらこんな感じかな、
と聴いてて思ったりしました。


もう観てて楽しくて仕方がなかったのですが、
次は大本命トクマルシューゴさんのライブがあったので、
2曲目途中で退席しました。と言ってもこの時点で始まってから30分は過ぎてましたが。
またいつか機会があったらゆっくりと音の洪水に溺れてみたいと思います。
梅井美咲さん要チェックです!!







そしてお次は前回やついフェスでは眉村さんと重なっていたため観れなかった、
トクマルシューゴさんのライブへ!
もうこの方の才能は本当に素晴らしくて愛してやみません。本物の天才です。
またお会い出来て良かったです。


ギタープレイも本当に素晴らしいです。
ジョン・メイヤーと一緒にやって欲しい。



セットリストはフェス仕様でいきなり「パラシュート」から始まりました。
その後も「KATACHI」「Poker」と続いて「Flogs & Toads 」!
この曲は前回座って聴いてたので立って聴けて楽しかったです。
サックスがゲコゲコと楽しい曲で、
本当にトクマルシューゴさんにしか作れないダンスチューンです。

https://www.youtube.com/watch?v=bpBnY2FJZ70&list=RDbpBnY2FJZ70


猫も歌います。



MCは相変わらず虚空を見上げながらお話していました。
「ちいかわ占いのテーマ」「Counting Dog」、
名曲「Rum Hee」と続いて、最後は新曲!
何かトクマルシューゴ版メタリカみたいなアグレッシブな曲でカッコよかったです。
来年は新しいアルバムが出るのかな。とても楽しみです。


Shugo Tokumaru (トクマルシューゴ) - Counting Dog / Rum Hee [Aug 9, 2024 @ Shibuya, Tokyo]
https://www.youtube.com/watch?v=FlD_1wV5pQY&list=RDFlD_1wV5pQY



そして次はそのまま会場に居残り、
阿部芙蓉美さんのライブを観ました。
今年の春以来でお久しぶりです。
今回はヴァイオリンとのユニットでのご出演でした。


サウンドチェックから観ていましたが、
相変わらずマイペースでゆったりとした感じでした。
ヴァイオリンの方もすごく大人しそうな方でした。
トクマルさんのバンドのベースの方も気になるのか聴いてらっしゃいました。


そして本番が始まって阿部芙蓉美さんの再登場。
いきなり静寂の中に歌声が響きます。これが阿部芙蓉美の世界。
2曲目は「Highway,Highway」
これは大好きな曲でライブで初めて聴いたので嬉しかったです。


撮影禁止でしたので公式Xより。
実際は目の前で聴けました。


そして何と言ってもハイライトは最近リリースされた、
ジョニ・ミッチェルのカバー「Both Sides Now」


これリリースされた時のインタビューが面白かったんですけど、
デビュー前に新宿で路上ライブをされていた阿部芙蓉美さん。
何度も演奏してるうちにファンも付いて、年配の方も多かったみたいです。


その年配の方々から一様に「良いね。ジョニ・ミッチェルみたいだね」
と言われてたそうです。
でも当時ジョニ・ミッチェルを聴いてなかった阿部さんは、
「よく知らないです」というと、
皆んながみんな「これ聴きなさい」と言って、
ジョニ・ミッチェルのアルバムを持ってきたそうで、
「今も家に同じアルバムが4枚もある」とのことw


当時は面倒臭さもあり聴いてなかったそうですが、
時を経てこの曲に出会い、あらためて聴いたら、
「とんだ思い違いをしておりすいませんでした」と反省したというお話なんですが、
これ年を取ると若い方に恩着せがましくアドバイスしたくなる気持ち、
良く分かり過ぎて笑ってしまいました。
良かれとは思って言ってるんでしょうけど、
若い方からしたら、ただただ面倒臭いんですよね。
自分も今後、気をつけたいと思います。


その「Both Sides Now」
本当に素晴らしいパフォーマンスでした。
ライブではよりオリジナルに近かったです。
とても美しい瞬間でした。


阿部芙蓉美 / Both Sides Now - Cover
https://www.youtube.com/watch?v=Kfcw-McZ31M&list=RDKfcw-McZ31M


でも今回なぜか阿部さんはギターがヘロヘロで、
何度もコードをすっ飛ばしてるのが気になってしまいました。
昨日寝てないのかな?という印象でした。睡眠は大事ですね。
最後は名曲「開け放つ窓」で終了。終わり良ければすべて良しというライブでした。


阿部芙蓉美 / 開け放つ窓
https://www.youtube.com/watch?v=hFqX-GOFLdY&list=RDhFqX-GOFLdY


そして次回、熱狂と感動のクライマックスへ続く。



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