思い出の妖怪ウォッチ
こんにちは、あやはなです。

先日、お店を閉めて帰ろうかなと思っていると電話がなりました。
どうしようかと思いながらも出てみると、
「閉店後にすいません。
遅いお時間で申し訳ないのですが今から花束を2つご用意頂けないでしょうか?」
と、とても丁寧な男性の声。
お使い途を尋ねると、お母様の誕生日用にと、
お世話になってる飲食店が閉店してしまうのでご挨拶用にとの事でした。
「大丈夫ですよ。」と言うと、
「ご無理を言って申し訳ありません。後ほどお伺いします。」
との事でしたので花束を2つご用意して待っていました。
するとそこに現れたのは電話口よりかなり若い青年が。
「こんばんは。無理言ってすいませんでした。自分〇〇です。」
えぇ?!〇〇君って!
そのお客様は現在高校一年生で、
以前、小学一年生くらいまでお店の近くに住んでた少年でした。
お店に来る度にDSを持っていて「何やってるの?」と聞くと「妖怪ウォッチ」というので、
当時、自分もハマっていたので情報交換したり意気投合して仲良くなったのでした。
それからしばらくして妖怪ウォッチの映画がやる事になり、
「今度映画やるよ。観たいね!」というので、
「仕方ないな、一緒に行くか?」と自分もすごく観たかったんですけど、
その少年をダシに使い一緒に観に行ったのでした。
ジバニャンのポップコーンバケットの蓋が緩くて、
映画館中ポップコーンだらけになってましたが、
案の定、盛大にばら撒いてた思い出があります。
映画を観たあとはお腹が空いたので何か食べてく?と聞くと、
「焼き鳥が食べたい」とおっさん臭い事を言うので、
焼き鳥屋さんに行って映画の感想を語り合ったのでした。
ま、精神年齢が近かった事もあり親交を深めたのですが、
その後は引越してしまい、たまに見かける程度だったのですがその彼が今、目の前に。
「おぉ久しぶり!お母さんの誕生日なんだ?」
「そうなんです。あと部活の皆んなでお世話になってるお店が閉店しちゃうので。」
「偉いなぁ。ずいぶんしっかりしたけどバイトでもしてるの?」
「はい、今は代官山の飲食店でバイトしています。」
「そのバイト代でお母さんにお花を。偉いなぁ...」
すごく精悍でお洒落になった少年が、
子供の頃に奢った映画の恩返しにわざわざ来てくれたんだと思うと、
嬉しくて目尻が下がりっぱなしでした。
「ご無理言ってすいませんでした。」
「全然、また来てね!」と急いでるらしいのであっさり見送りましたが、
帰ったあとも家に帰るまで胸がいっぱいでした。
またいつか一緒に妖怪ウォッチのゲームをやれる日が来ると良いなと思いました。
という、こまさんがししコマになって現れたというお話でした。
もんげー嬉しかったです。
キング・クリームソーダ / ゲラゲラポーのうた
https://www.youtube.com/watch?v=w9DGRgVnXJE
運動不足の中高年におすすめ!
Dream5 / ようかい体操第一<体操ビデオ>
https://www.youtube.com/watch?v=szGb41hHUHs
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