くるり ライブハウスツアー2024
こんにちは、あやはなです。
ということでくるりの「ライブハウスツアー2024」を観に、
渋谷クラブクアトロへ行って来ました。全国22ヵ所を周るツアーの初日です。
ライブハウスでくるりが見れるなんて贅沢ですね。
会場に到着。
開場前に結構皆さん並んでました。
クラブクアトロは何度か来た覚えがありますが、
こちらで観た矢野顕子トリオ(アンソニー・ジャクソン、クリフ・アーモンド)の、
ライブは本当に最高でした。
1番矢野さんが乗ってる時だったので本当にカッコ良かったです。
最前列に齧り付いて聴いてたのを覚えています。
整理番号順に会場に入りますが、
会場が4Fなので階段で上がります。
おっさんなのでこの時点で疲れたなと思いました。
400番台だったので入場するとフロアは結構人がいたので、
端っこの柵に寄りかかれる場所をキープしました。
楽な場所で観る。大事な事ですね。柵が冷たくて気持ち良いです。
そして定刻通りメンバー登場！
さて一曲目は何かな？と思ったら、
聴いた事ない地味な沖縄民謡みたいな曲で肩透かしを食らいました。
なんて渋い一曲目。
沖縄にやって来たボブ・ディランみたいな曲でした。
1〜5曲目までもそんなに馴染みのない曲で、
くるりにわか勢の自分はちょっと意表を突かれました。
５曲目が終わり岸田さんが「ヒット曲ばかりやってみました」
と言ってましたが「どれも地味だよ」と突っ込まずにはいられませんでしたが、
でもやっぱりバンドの息の合った演奏が素晴らしかったので、渋カッコ良いですね。
聴いてて思いましたけど、くるりというバンドはもう円熟期に入ってますね。
初々しさ荒々しさは全くないですが熟練の技で見事なグルーヴを生んでいました。
ヘンテコなポップさも確かな技術があってこそです。
そしてユーミンとやった「シャツを洗えば」など、
所々有名な曲を挟みながらもマニアックな曲が続きます。
中でも会場のミラーボールが輝き出してダンスビートな「永遠」から、
「ワールズエンド・スーパーノヴァ」の流れは非常にカッコ良かったです。
うわ楽しいなと思いましたが、いた場所が何故か冷房直撃の場所で涼しかったんですが、
おかげで冷えてわき腹が吊って動けなくなりました。
なのでわき腹をさすりながら微動だにせず聴いてました。
30歳若かったら踊ってたと思います。
そしてポテチのCMソング「カリフォルニアココナッツ」「インユアライフ」と続いて、
「ロックンロール」「東京」というお馴染みの流れ。
アンコールは何か懐かしい平成の曲で何だっけこの曲？
と思ってたらTMネットワークの「STILL LOVE HER」でした。
シティハンター２のエンディングテーマです。
そういえばトリビュートアルバムに参加してるんですね。
くるりがやるとちゃんとくるりの曲になってて面白かったです。
という事でその後も2曲やって終演。2時間ちょっとの濃いライブでした。
これファンクラブ入ってる人にとっても、
マニアックなセットリストなんじゃないかと思う渋いライブでした。
幅広い面白い選曲だと思いましたが、
アコースティックセットかあったりして「ハイウェイ」聴きたかったなと思いました。
それにしても岸田ぴげるさんもすっきりした髪型のせいか、
おっさんになったなと思いました。人の事言えないですけど。
昔はクールな小動物的な雰囲気だった気がします。
そして歌い方といいお喋りといい奥田たぴおさんに似て来たなと思いました。
お二人ともカープファンだし。
自信にみなぎっているというか「これで良いのだ」感がすごく似てます。
そして本当にギターはお上手でした。さすがに音が良すぎますね。
サポートのギターの松本さんもとてもお上手でセンス良い方だなと思いました。
まるで逆回転の様に聴こえるギターソロはちょっと変態だなと思いました。
ドラムもベースも勿論上手かったです。
というかベースの佐藤さんってこんなにお喋り面白い人だったっけと思うほど、
MCが最高に面白かったです。突き抜けてますね。思わず笑ってしまいました。
全体的にファンの皆さんが暖かいですし、
岸田さんと佐藤さんの掛け合いの様なMCも面白く、とても良い雰囲気のライブでした。
くるりというバンドの魅力が十分に楽しめるライブですので、
これから行く方がいらしたら是非楽しみにしてください！
以下セットリストです。ネタバレ注意。
2024.6.13 渋谷クラブクアトロ
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