TOKYO春爛漫

 こんにちは、あやはなです。


今回は有楽町はマリオンのお隣のイベントホール、
I’m A SHOWにて開催されている「TOKYO春爛漫」
ぱらだいくこさんの回を見に行って来ました!





知らなかったんですが、こんなホールが出来てたんですね。元映画館だそうです。
I’m A SHOW「有楽町で会いましょう」からのネーミングです。
4日間に渡り、曽我部恵一さん、矢野顕子さん、君島大空さん、そしてぱらだいくこさんと、
各アーティストが弾き語りのライブを行っています。


会場に着きました。



ドリンク代¥600でコインを貰ってバーカウンターで購入します。
お酒もいっぱいありました。でも呑むと寝てしまいそうなのでジンジャーエール。
今日はしっかりお歌を聞きたいと思います。


一昨日ご出演された矢野さんのメッセージが。



そして座席に到着。
今回はなんと前から2列目でした。ラッキーです。


可愛いステージセット。


ピアノを囲んで可愛い小物やヨガマット絵本漫画などなど、
まるでぱら田さんのお家にいる様な雰囲気です。
なかなか素敵です。

小さなピアノギターも実際に後で活躍します。



そしていよいよ、ぱら田さん登場。


会場にフランク永井さん「有楽町で会いましょう」が流れるなか、
のんびりとピアノのセッティングをしたり、ヨガマットストレッチを始めるぱら田さん。
なかなか面白い始まり方。


そしてフランク永井さんの歌声が終わり天井に向かって拍手を捧げると、
一曲目「あいのこども」が始まりました。


今回はピアノの弾き語りライブですが、
ぱら田さんご自身で操作しながらSEバッキングを器用に入れてました。
一曲目も東京駅だかの雑踏の音と構内アナウンスのSEの中、ぱら田さんが歌い出しましたが、


一瞬で空気が変わりました。


あのぱら田さんの声。ピアノの音も凛と張り詰めていて、めちゃめちゃカッコ良いです。
初めから会場全体がぱら田さんの世界に惹き込まれてしまいました。
カッコ良すぎて一曲目からちょっと泣きそうでした。



 あいの あいの こども
 ひびきあう しあわせを
 おかねしかない せかいを
 ぬりかえて いきていけ



そして名曲「やわらかくて気持ち良い風」のあとは今現在ビールのCMで流れている、
THE BOOM「風になりたい」も歌ってくれました。
なんかぱら田さんっぽいなと思ってたら、ぱら田さんが歌ってたんですね。


そして大好きな「たのしそう かなしそう」も!
「20年前の曲で照れるな」と言ってましたが、何年経っても名曲でした。


そして「オ•ノ•マ•ト•ペ」でのパフォーマンスが圧巻でした。
ドキドキ、ぴかぴかなど色々なオノマトペを繰り返すだけの曲ですが、
1人様々なSEバッキングを駆使しながら、ピアノの弦を直接弾いたり叩いたり。
この不思議な曲をライブでやるんだと始まった時は思いましたが、
まるで1人前衛劇の様な本当に非凡でスリリングなカッコいいパフォーマンスでした。
全ての動きがアートでした。


それにしても本当にどの曲もぱら田さんの声のα波が凄くて、
途中気持ち良くなって眠りに落ちそうになりましたが、
ミニピアノ弾きの、床に座ってギターを手に取りクラムボンの曲を歌いので、
たった1人でステージを張るのは大変だと思いますが、
緩急を付けてそして自由にぱら田いくこを表現されていてさすがでした。


そして名曲「銀河」で一旦ステージを降りて、
アンコールで戻って来てMCの中で、
「トイレに行くなら今だよー。私も行って来た」と言いながら、
トイレ休憩を作る優しいぱら田さん。


ずっとお話しながらパラパラと席を立った皆さんが戻って来た所で、
谷川俊太郎さん作詞の「いまここ」
写真家、川内倫子さんの撮った映像をスクリーンで流しながら合わせて演奏してくれました。
会場は元映画館なので立派なスクリーンがあるんですね。
谷川俊太郎さんの詩と声、川内さんの映像、ぱら田さんのピアノと歌、
一つの空間にそれぞれの才能の粒子が充満しているようで、
とても贅沢な輝きがありました。
まさに現在のぱら田さんの集大成といったパフォーマンスでした。


最後は名曲「もうすぐ夜が明ける」で終了。


途中のMCで仰っていましたが、
「自分はピアノはあまり上手ではないし褒められた事がないけど、
弾く時は鍵盤をパレットだと思って弾いている。」と実演しながら仰っていましたが、
本当にピアノの単音が混ざり合いながら、ぱら田さんのが感じられる気がしていたので、
とても納得してしまいました。
水彩の色が滲んで鮮やかに混ざり合ってゆくようなぱら田さんのピアノは、
本当に一枚の美しい絵画を見ている気分になりました。
確かにピアノがお上手な方はごまんといますが、
ぱら田さんのピアノは彼女にしか描けない音による絵画だと思います。
優しく鮮やかな色彩あの素晴らしい歌声が重なる様子は、
本当にアーティストとしての素晴らしさ、イノセンスを十二分に感じさせてくれます。
忘れていた感情が呼び起こされるような本当に素晴らしいピアノの音色でした。


やっぱりぱら田さんのライブに来て良かったな、
良いホールで良い音で聴けて良かったなという余韻を残しながらも、
今回はここで終わりません。
なんと!終演後にぱら田さんのサイン会が!


ミーハーなので谷川俊太郎さんの詩に川内さんの写真が載った作品を買い列に並びました。
2時間もステージやってサイン会。もうファンサービスの塊みたいな方ですね。


ドキドキしながら並んでぱら田さんにお会い出来ました。
前髪ぱっつんのいつもPVで見てた人だ。どうしよう色々な感情が湧き起こってしまいますが、
意外とこう言う時って冷静に「お願いします」と言ってしまいます。


目の前でお話しながらサインを書いて頂きましたが、本当にイメージそのまんまの方でした。
ちょうど矢野顕子さんのTシャツを着てたので、「矢野さんだ!」と気づいてくださいましたけど、いつかお二人の共演を見てみたいなと思います。
本当にどのファンの方とも屈託なく笑いながらおしゃべりしていて、
ナチュラルで素敵な方でした。
そして真っ直ぐな視線が本当に印象的な方でした。

ぱら田さんの素晴らしい演奏を聴けて、
おまけにご本人とお話出来るなんて、本当になんて素晴らしいライブでしょう。
とてもとても良い思い出になりました。
これからもぱら田さんの音楽を楽しみに聴き続けたいと思いました。


あいと 切なさと イノセンス。


そんなキーワードが心に残ったライブでした。



お気づきでしょうか。お顔が「いくこ」になっています。





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