まぴままさとぴ

こんにちは、あやはなです。


都内は桜も満開になりましたね。
おかげさまで年度末に掛けて忙しくしていました。
なんとか無事に乗り越えられて良かったです。
あ、花っぴぃたちが何か呼んでます。


「オーイ、頭ヲ怪我シテ包帯巻イテル花ッピィガイルダヨ」


頭に包帯?大変だ。どうしたんでしょう。
あぁ、なんだ。あれは包帯ではなく…
わぁ!あの花っぴぃ元ブルーハナーツ!元ハナロウズ!
そして今はハナマニヨンズのギタリスト!
エレキを持った吟遊詩人!マーピーこと、
まぴままさとぴさんです!!







大大大ファンです。
うわぁ、お会い出来て本当に嬉しいです。
最近では誰に聞いたか忘れてしまいましたが、
マーピーさん神田伯山さんにハマってるとかで、
新宿3丁目の末廣亭によく来てらっしゃるそうで、
近くを歩く度にマーピーさんいないかなと探してしまいます。
チケットを購入するのに並んでるらしいです。


彼の作る詩情に溢れた歌が本当に大好きです。
なんと言ってもソロが最高だなと思います。


中学生の時によく遊びに行った友達の部屋に、
マーピーさんが土手に座っているモノクロの大きなポスターが貼ってありました。
それを見るまでブルーハナーツも大して好きではなかったんですが、
ファーストソロアルバム「夏のぬけがら」を延々と聴かされているうちに、
マーピーさん心の中の情景が本当に愛おしくなりました。


一曲目の「夏が来て僕等」
まるで谷川俊太郎さんが書いた様な詩で、


 夏が来て僕等 高校野球なんて見ないで
 夏草に伸びた 給水塔の影を見ていた


という一説に本当に痺れました。
世間のメインストリームから外れる不安と、
そこにこそ自由があると漠然と感じていた子供心に、
自然と響きましたね。素晴らしい詩だと思います。
この曲は他にも宝石の様な歌詞が沢山あります。


ちなみにこのアルバムはスピップ草野マパムネさんもお好きなアルバムだそうです。
マパムネさんブルーハナーツになりたくてバンドを始めた方ですね。
超名盤です。


[アルバム] 真島昌利 - 夏のぬけがら
https://www.youtube.com/watch?v=uffUxqQTOuE


「トコロデ、ナンデ怪我シテナイノニ包帯巻イテルダヨ?」


あれはバンダナと言ってオシャレなんですよ。髪を上げてカッコよく見えるんです。


「取ルトドウナルダヨ?」


取ると…そういえば見た事ないですね。


「取ッテミテダヨー」


「良イダヨー」


おぉそういえばマーピーさんバンダナしてない所って見た事ないかもです。
どんな感じ…あぁ!






岩石オープンの人だ!!


そして2作目のアルバム「HAPPY SONGS」も本当に名盤で、
1曲目の「オーロラの夜」も出だしから素晴らしい詩で、


 今夜川のそばで会おうよ 街の騒めき遠く離れて
 涼しい風が吹いているし 夏の匂いもしているよ
 唸る長距離トラックには 若い顔したポール・ニューマン
 サルバドール・ダリの絵みたいに 夜がパラシュートを開く

もう最初からマーピーさんの世界に持ってかれますね。
自分が女子なら完全に恋に落ちてます。
他にも程よく力が抜けた名曲がいっぱいですね。


真島昌利 - オーロラの夜
https://www.youtube.com/watch?v=xSCOmqFdNzE


そして詩情的な2作品と打って代わってサードアルバム「RAW LIFE」
これぞプロレタリアロックとも言うべき、
地べたを這いずる様な視点からの叫びの様な楽曲たちが、
ものすごく熱い傑作アルバムです。
中でも「情報時代の野蛮人」


 グローバルな視点なんて 都合の良い目隠しだろ?
 ツケばかり回って来るが 良い思いにゃ程遠い


という未来を予見していたかの様な詩。
現代に当てはまり過ぎてて笑えません。
この曲を歌った時はまだバブルの残り香がある様な、
そこまで景気が悪くない時だったと思いますが、
全てを見透かした様なマーピーさんの鋭すぎる視点の凄さが時を経て迫って来ます。
あらゆる価値観が実は作り物なんだよと世界を地球をひっくり返す様な、
そんなパワーで溢れているアルバムです。
歳を重ねる度にその凄さが身に沁みます。


真島昌利 - 情報時代の野蛮人
https://www.youtube.com/watch?v=Tf1sqkSK4_c


それと彼が歌う車の歌も好きです。
「カローラに乗って」はよく夜中のドライブで聴いていました。
オザケンさんの「カローラⅡに乗って」より大分前の曲です。


 カローラに乗って行こうよ 夜が寝返りをうってる
 カローラに乗って行こうよ どこへ行くあてもないけど


当時はボロボロのブルーバードに乗ってましたが、カローラだと思って運転してました。


真島昌利  - カローラに乗って
https://www.youtube.com/watch?v=LfiU-jvVghc


そして今の季節にピッタリな曲。「ドライブしようよ」
この曲を聴くと無性にどこかへ出掛けたくなります。
どこへ行くあてもないけど〜♪


 太陽の下 ドライブしよう
 春のいい日に 遠くへ行こう
 部屋に居たんじゃ 息がつまるよ
 こんなに素晴らしい日には


ぜひ皆さんもドライブしながら「ドライブしようよ」を歌ってみてください。
車じゃなくても自転車でも気持ちが良いです。
なんならローラースルーゴーゴーでも最高なはずです。


真島昌利 - ドライブしようよ
https://www.nicovideo.jp/watch/sm7547173


ブルーハナーツ時代の曲ではこれが一番好きです。

こんなに美しい歌はそうないと思います。最高ですね。


The Blue Hearts -  手紙
https://www.youtube.com/watch?v=7x1nmxCU258


アン・サリーさんのカバーも素晴らしいです。MVが天国みたい。


アン・サリー - 手紙(THE BLUE HEARTS カバー)@ 頂 -ITADAKI- 2015
https://www.youtube.com/watch?v=vXjUCvGvaLM



そしてハナロウズではやっぱりこれが好きです。
バリバリのザ・フーですが、超名曲だと思います。


 あの日の僕のレコードプレイヤーは
 少しいばってこう言ったんだ
 何時でもどこでも スイッチを入れろよ
 そん時は必ずおまえ 14歳にしてやるぜ!


【公式】ザ・ハイロウズ「十四才」
https://www.youtube.com/watch?v=WBO8Za_kMos



まぴままさとぴさん。
本当に同じ時代の空気を吸えて良かったと思える、
素晴らしいアーティストです。
もちろん甲本ピロトさんも。




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