冬のあべぷゆみ

 
こんにちは、あやはなです。

今日は仕事を抜けさせてもらって、
表参道銕仙会能楽堂で行われた緑光憩音
阿部芙蓉美さんのライブを観に行ってきました。



今回の緑光憩音阿部芙蓉美さん、元ちとせさん、
アン・サリーさんと時間が許せば観てみたい方ばかりです。




この会場は昨年トクマルシューゴさんを観たのと同じ会場ですね。
音響も良いですし素晴らしい会場です。
こちらの会場は席が決まってないので、早目に並ぶと最前列が取れてしまいます。
昨年、渋谷で観た時は本当に端っこだったので今回は頑張ります。
頑張って先頭に並びました。


そしてやった!
最前列の阿部芙蓉美ポジションゲット!
めちゃめちゃ楽しみです。







そして座布団の上で待つ事1時間。
足が寒かったので靴下にカイロを入れてたら、
なんだか眠くなって来ました。
そしてうとうとしていると何もアナウンスなしに、
そろそろと阿部芙蓉美さんとバンドメンバー登場。


最初はエレキギターを持ちました。
いきなりまったりとチューニングしたりで相変わらずマイペースです。
けど間近で凝視してると案外、自分のやってる事に受けたりしながら、
笑顔になったりで驚きでした。笑わない人かと思ってました。
というのは大袈裟ですが、見た目クールな印象の方です。


最初はエレキの音量に戸惑ってらっしゃいましたが、
歌は本当に素晴らしい。芸術です。一気に引き込まれます。
時折、息を吸いながらの裏声はジョニ・ミッチェルさんを彷彿させます。


何曲かやってチェロの方も登場。前回も一緒にやってらっしゃいましたが、
本当にお上手でセンスが良いです。もっとバリバリ弾ける方なんだと思いますが、
曲の中に入り込んで弾きすぎない感じがとてもセンスが良いなと思いました。


そしてピアノと2人きりになって「凪」
目の前でこの名曲を歌われると胸がいっぱいになってしまいます。
「あ〜来てよかったな」と涙は出ませんでしたが泣きました。


次はお一人になってアコギ一本で歌います。
まじまじと弾いてる指を見てましたが、
指が長いからC7のコードを押さえる姿が美しい。
あんなにきれいに押さえる人は初めて見ました。
Fのコードも8弦あっても押さえられそうな感じです。
ビシッと決まったまるでお手本のようなフォームでした。


そして歌い出した「沈黙の恋人」
これすごく良い曲でここ最近はよく歌っていた日常のテーマソングだったんですが、
聴けると良いなと思ってましたが、まさか聴けるとは!
何という多幸感。


そしてラストは新曲の「ウー・ルー」
最初聴いた時はタイトルの意味もよく分からないし、
いまいちピンと来ませんでしたが、
生で聴くとキーボードの東川亜希子さんの音が本当に暖かくて、
上質な70年代のポップスみたいで最高でした。
キャロル・キングとかあの時代の音に近いと思います。
名盤「タペストリー」に入ってても全然おかしくない曲です。


それにしてもキーボードの東川さんは、
要所ごとにセンスあるオシャレな音を出して、
コーラスもお上手で素晴らしいアーティストです。
ぷゆみさんの歌声だけでも素晴らしいのに、
コーラスが入った瞬間、鳥肌が立ちました。


聴いててやっぱりノラ・ジョーンズさんを思い出しましたが、
どちらかというと情感たっぷりなノラさん木綿豆腐だとすると、
ぷゆみさん滑らかな絹ごし豆腐の様な感じです。
声質は似てますが歌い方はやっぱり違います。
甘過ぎずとても聴きやすくて心地よいです。


近くだったのでお顔もよく見えたり、独り言もよく聞こえましたが、
クールだけど緊張してる感もあったり、のんびりと慌てていたり、
実は色々と面白い方なんだなと思いました。


今回の公演は早くにソールドアウトしたのか、
夜に追加公演がありましたが、残念ながら仕事を残してたので帰りました。
時間があれば続けて観たかったです。
それくらい素晴らしい奇跡の様なライブでした。


次回は4月に三軒茶屋グレープフルーツムーンにて、
ギター弾き語りのソロライブがあるそうです。
こちらもそんなに大きくないライブバーなので、
お近くで素晴らしい歌声が聴けると思います。
ご興味ある方はぜひ良い機会ですのでお出掛けください。
めちゃおすすめです。





目の前で本当に素晴らしい歌声を堪能した、
とても良い日になりました。
今まで観たライブの中で1番良かったです。


最高のライブでした。
思わずキーホルダー買っちゃいました。




沈黙の恋人 - 阿部芙蓉美
https://www.youtube.com/watch?v=udvTFUMQAK0


ウー・ルー - 阿部芙蓉美
https://www.youtube.com/watch?v=8e6OmtF1MxY




阿部芙蓉美さんの公式Xより
胸の中に小さな灯りをともすような素晴らしい音楽でした。






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