ぴりぴり温泉


今日ハトテモキレイナ滝トオ池ヲ見タダヨ。
冷タイ水ハヤッパリ気持チガ良イダヨ。
ソシテ楽シイ絵ガイッパイノ所ニ行ッタダヨ!
本当ニ皆ンナ絵ガ上手イダヨ。
ソシテ花屋ガ良イ温泉ダト言ウカラ入ッタラ、
トンデモナイ事ニナッタダヨ!!






そして2日目。


これまた美味しい朝ごはんを食べてチェックアウトして、
宿の近くにある玉簾の滝という名所に行ってみます。


到着。
駐車場から10分ほど整備された道を歩いていきます。


鳥居があります。
奥に御嶽神社があるそうです。



きれいに整備されていますね。長閑です。




神社に到着。
良い雰囲気の神社です。


苔むした狛犬さんが凛々しく佇んでいます。


ご挨拶をして本殿の裏手に回ると…


おぉ!
美しい滝が!


で〜ん!
美しいですね。


ゴォゴォと爆音を立てて落ちる滝ではなく、
さら〜っとしなやかなに流れ落ちる綺麗な滝です。
落差63メートルもあるそうで。
滝の裏に不動明王さんが祀られていて、そこから見ると玉簾のようだという事で、
玉簾の滝と呼ばれるようになったそうです。


細かい水飛沫が舞っていて空気が本当に綺麗です。


涼しくて本当に気持ちが良い場所でした。
休みが長かったらここに1日中いたいと思いました。
とても居心地が良く素晴らしい景観でした。


そして次に向かった先は丸池様。
青く透き通った湧水で出来た小さな池です。
丸池様とは通称で丸池神社が正式名称だそうです。


きれいな小川が流れています。
水がとても冷たいです。

山形はどこも空いててありがたいのですが、
ここは何気に観光客が集まっていました。

森の中に入り進んでいくと...


おぉ!ありました!


うわぁなんと青い…


なんという神秘的な色なのでしょう...
ズームすると池の底が見えます。

差し込む日の光によってユラユラと色を変える不思議な池です。
池の中に倒れた木はその水の冷たさでいつまでも朽ちないんだそうです。
年間を通じて11℃以上にはならないんだそうで。


古くから池そのものが御神体として崇められ、
地元の方々の信仰の対象になっているそうです。
ここでお尻洗ったら気持ち良いだろうなと少し思ってしまいましたが、
絶対にやってはいけません。
それにしても本当に美しい池でした。



そして次に向かうは鳥海山展望台。
せっかくの良いお天気でしたので登ってみました。
鳥海山ブルーラインという長い山道を登ります。
そして展望台に着くと…絶景。


奈曽渓谷というそうで深さ337mの渓谷です。
遠くは日本海まで見渡せます。


視線を右に向けると鳥海山の山頂が見えました。
登ってみたいです。


ダイナミックな絶景でした。
鳥海山山形秋田にまたがる大きな山です。
なので売店で焼きたんぽが売っていたので頂きました。
やはり米が美味い。



絶景を見てのんびりしたあとは、
少し迷ったのですが横手市へ向かいます。
ここから結構距離があるのですが、ぜひ行ってみたい施設があるのです。


高速を降りて長閑な山道を50キロほど走ります。
幸い空いてるし皆さん飛ばしてるので予想より早く着きました。
横手市といえば横手やきそばです。
これは食べなきゃと思ってお店を目指しましたが、


…休憩中…あらら…


仕方がないので先にお目当ての施設へ向かいました。


そして到着したのはこちら!

横手市増田まんが美術館!!


沢山の漫画家たちの原稿が保存されている美術館です。
地元出身の釣り吉三平でお馴染みの矢口高雄さんが名誉館長だった施設です。
釣り吉三平は子供の頃から大ファンで、
改名出来るなら三平が良いと当時は本気で思ってました。
なんと企画展以外は入場料無料!
早速入ってみます。


それにしてもお腹が空いてたので何か食べる所ないかなと見てたら、
なんとマンガカフェなるものがありました。
行ってみましょう。


企画展のおジャ魔女どれみのコラボメニューやってるみたいです。


入った瞬間笑ってしまいましたがテーブルが…


これは素晴らしいアイデアですね。


そして自分はせっかくなのでおジャ魔女稲庭うどんを注文。
壁には沢山の漫画家さんのサイン入りイラストが。
お料理が来るまでのんびり鑑賞出来ます。




宮下あきらさん江口寿史さん。
ドクターKの真船さん。



竹宮恵子さん。さらっと上手いですね。



銀牙 流れ星銀。とても良い漫画です。



ゲームセンターあらしのすがやみつるさん。
コロコロコミックは愛読書でした。
あらしのお母さんもゲーム上手いんですよね。


楽しく拝見しているとおジャ魔女稲庭うどん到着。


いや、そこまで好きじゃないですけど。
おジャ魔女どれみポストカードいただきました。


どの辺がおジャ魔女?と思いましたが海苔が♪でした。

連れはウオオォーカレーw


オーラが出まくってますね。


お腹いっぱいになって展示に向かいましたが、
本当に錚々たるレジェンド達の原画が素晴らし過ぎました。
(残念ながら撮影禁止)

うぉ… うわぁ… う、うめぇ…


って本当に声に出ちゃいました。
特に釣り吉三平はアニメでしか見た事がなく、
原画を初めて拝見しましたが、構図、コマ割りが素晴らしく、
信じられない躍動感、そして圧巻の画力と構成力。
もう芸術だなこりゃと思いました。


たくさん原画を拝見しましたが、どの方も線が本当に美しい…
いがらしゆみこさんのキャンディキャンディの一枚絵は構図がお手本の様に完璧で、
おぉ…と言ってしまいました。輝いてます。
他にも手塚治虫さんをはじめ、皆さん渾身の作品が飾られています。
まんが家ってやっぱりアーティストだなと思える素晴らしい施設です。
とにかくまんが好きの方はぜひ訪れてみてください!
山のように素晴らしい作品が飾られています。


お土産コーナーに飾られた名場面パネル。
ここのお土産が本当に良いものいっぱいでした。
なるべく見ないようにしました。


素晴らしい施設で大満足しました。
そして次は一気に山を登り玉川温泉を目指します。
車の運転も山道を走るのも好きですが、
さすがに総走行距離250キロを超えるとくたびれますが、
気を付けて行きましょう。


長閑な山道を走ること2時間近く…
やっと今日のお宿、新玉川温泉に到着しました。
すべての病を癒すと言われる日本屈指の強酸性温泉です。
本当に山奥にありました。


結構巨大なお宿です。195室もあるそうです。
駐車場はたくさんの車で埋まっていました。


チェックインして早速大浴場へ。
強酸性ゆえに2分、5分、3分と入り方が決まってるらしく、
とりあえず源泉50%の湯船に入ってみます。


うん。痛い…


切れ痔気味なお尻に容赦なくアタックしてきます。
いや気のせいかなと思い今度は源泉100%に挑戦。


うん。痛すぎる…


ピリピリとまるで電気の様な痛みがお尻にダイレクトにきます。
いやいや慣れれば平気です。


うん。無理。


少し涙が出てきました。
ここはかなり上級者向けの温泉の様で、
傷がある方にはかなりハードな修行になるみたいです。
仕方がないので箱蒸し風呂というものに入りました。
ここは小さな箱の中に座って首だけ出して蒸されるという不思議な設備ですが、
ここは蒸気に蒸されるだけなので大丈夫でした。


このようなものです。公式HPより。
側から入ってる人を見てるとレゴみたいで面白いです。


ただめちゃめちゃ汗をかきました。
自分が温泉まんじゅうになった気分です。


結局、滞在中は一度だけお風呂に入ったきりでした。
皆さんも行かれる際は、かなりの荒療治なのでご注意ください。


玉川の お湯が突き刺す お尻かな
        あやはな心の俳句


噂に違わぬ強烈な温泉だったという事で満足しました。
何事も行ってみないと分からないですね。
ちなみに有名な岩盤浴もあるのですが、
ダメージが大きくて行けなかったのでした...



新玉川温泉



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