チーバくんの耳
こんにちは、あやはなです。
日曜日は天気も良いし早起き出来ましたので、
また千葉県は銚子市まで行って来ました。
銚子は昔から好きで何度も出掛けていますが、
お魚は美味しいし景色も良いしでとても良い所です。
そして適度に(かなり)寂れてますので人が少ない。
外国人観光客もなかなか来ない場所なので穴場でもあります。
千葉県のマスコットはチーバくんです。
チーバくんは千葉県の形をしていて、
よく千葉県民の方はチーバくんの鼻の辺りに住んでますよとか、
お腹の辺りで働いてますとかそういうちょっと回りくどい事を言いますが、
それでなんとなく分かり合えてしまいます。
銚子市はちょうどチーバくんの耳に当たりますね。
ちなみにチーバくんのデザインは、
Suicaのペンギンでお馴染みの坂崎千春さんです。

Suicaのペンギン。
千葉県のゆるキャラはものすごい数いらっしゃって、
皆さん日々しのぎを削っていますが、
有名な船橋市のふなっしー、鴨川市生まれのぴーにゃっつ、君津市のきみぴょんなど、
錚々たるご当地キャラの上司であり頂点に君臨するのがチーバくんです。
ただ最近はお土産コーナーを見てるとぴーにゃっつグッズが多くて、
ゆるキャラ下剋上が起こっているのかなと感じます。
個人的にはどっちも応援しています。

ゆるキャラ界の巨人

最近よくお見かけします。

猛烈にチーバくんを追い上げているぴーにゃっつ。
いつか天下を取る日は来るのでしょうか。

そして千葉を牛耳るチーバくん。
平面だとそんなにですが、着ぐるみになると可愛さが150%アップです。
何度かお会いしてますが、愛くるしかったです。
いつか天下を取る日は来るのでしょうか。
平面だとそんなにですが、着ぐるみになると可愛さが150%アップです。
何度かお会いしてますが、愛くるしかったです。
というご当地キャラの話は良いとして。
東関道に乗って香取佐原IC(かとりさわら)で降りました。
今回は空いてたのでちょうど1時間くらいです。
ですが銚子はここからが長い。まだ50キロくらい下道を走ります。
のんびり行きましょう。
利根川沿いに延びる356号線をひたすら走ります。
この道は何度通ったか分からないですが、
とにかくのんびりしていて気持ちの良い道です。
そして道路沿いに何件かすごくエモい建物があって好きです。
古き良き昭和の面影があちこちに残っていますね。
今回の旅の目的は、
次に銚子に行ったら絶対に寄ろうと思っていた場所。
その名も「大内かっぱハウス」です。

かっぱファンの聖地
こちらは前銚子市長の大内さんがなぜかかっぱにハマり、
日本中を渡り歩いてはかっぱグッズを集めていたそうで、
そのコレクション4000点が一同に展示されています。

年々家に増え続けるかっぱグッズにご家族も困惑されたかと思いますが、
何というかみうらじゅんさんっぽいというか良いですね。
こういう生き様は嫌いじゃありません。
かっぱは昔から割と好きなキャラクターで、
今は花屋的には花かっぱを応援してます。
妖怪ウォッチのノガッパも可愛いかったですし、
古くはピンポンパンのカータンでしょうか。
かっぱキャラの歴史って古いですね。

カータン。
今はソフビになってるんですね。
今はソフビになってるんですね。
大内かっぱハウスは現在、
相馬さんという方が館長をされていますが、
元コブラツイスターズというバンドでご活躍された方です。
今から20年ほど前に活動されていたバンドですが個人的にはよく知りませんでした。
「あぁ!昔よく聴いてた!ちょっとハマったよ!」という方は、
ぜひ会いにお出かけください。面白くて気さくな方です。
ミュージシャンがなぜかっぱなのか。なぜ銚子なのか。
中に入ると早速噂の館長さんがお出迎えしてくれました。
所狭しと並んだかっぱグッズがいっぱいあり過ぎて、
どこから見たら良いんだろうと戸惑っていると、
いきなり館長の怒涛の解説が始まりましたが、
本当に軽妙でお話していて楽しかったです。
館長のかっぱに関する知識はまるで、
かっぱAIか!かっぱ博士か!というくらい半端なく、
どのお話も本当に興味深く聞かせて頂きました。
説明を受けながら色々と展示を見てたら、
次々と疑問が浮かんで来て沢山質問をしましたが、
どれも完璧なお答えで感心してしまいます。
通説と「いや実は…」的なお話をしてくださいますが、
後者は結構本気で怖かったです。なので書けません。
夜中にトイレに行けなくなってしまいます。

まずご紹介頂いた、小川芋銭(うせん)さん。

かっぱ絵の元祖と呼ばれる方らしく、
それまでおどろどろしかったかっぱのイメージを変えた方だそうです。
茨城県の牛久市に記念館があるそうです。そういえば牛久市にもかっぱいましたね。
ちなみに画号の芋銭とは、
「俺の絵は芋が買えるくらいの価値でいいよ」
というとっても謙虚な理由からだそうです。ロックですね。
![]() |
こちらは清水崑さん(しみずこん) より人間臭いですね。 |

かっぱ天国。
箱根に同じ名前の温泉施設がありますがここからなんでしょうか。

箱根に同じ名前の温泉施設がありますがここからなんでしょうか。
かっぱ天国という漫画で一世を風靡した画家さんだそうですが、
初代黄桜のキャラクターも描いてらっしゃいます。
そしてお菓子のかっぱえびせん。今やかっぱの面影はどこにもないですが、
当時は「かっぱあられ」という名前で、
清水さんのキャラクターがパッケージに使われていたそうです。
当時画家を目指していた林家木久蔵さんのお師匠さんでもあったそうです。
![]() |
二代目黄桜キャラデザイナーこと、小島功さんのかっぱ。 よりセクシーさが増してます。こちらの方が記憶にありますね。 かっぱっぱー♪かっぱっぱー♪と歌ってしまいますね。 |

そして妖怪漫画の巨匠、水木先生の作品も。

こんないにしえの貴重な文献もありました。

誰が描いたかかっぱの曼荼羅。
結構大きな絵でした。
あとは多すぎるのでざっとご紹介します。



結構大きな絵でした。

とりあえずかっぱなら何でも良かったんだな、
というのは伝わってきますね。

というのは伝わってきますね。

よく見ると残念な作品も多いです。

こちらはファンシーですね。
お名前は安直にかっぴぃかな?
と思ったら「キューキュー」だそうです。

3階から2階の展示室を見たところ。
かっぱなのか何なのか分からない謎の展示物も多いです。


お名前は安直にかっぴぃかな?
と思ったら「キューキュー」だそうです。

かっぱなのか何なのか分からない謎の展示物も多いです。
これらの膨大なコレクションをお一人で集められた、
元銚子市長の大内さんは、残念ながら昨年末にお亡くなりになられたそうですが、
生前はかっぱの歌をリリースされたり、かっぱ本を出版されたり、
色々な事をされてたとてもユニークな方です。

ちょっと聴いてみたくなりましたが、
Apple Musicにはありませんでした。

ちょっと聴いてみたくなりましたが、
Apple Musicにはありませんでした。
Apple Musicにはありませんでした。
入り口の柱に巨大な大内さんの写真が貼られていましたが、
1番リアルなかっぱっぽくて笑ってしまいました。
実在したかっぱ第一号ではないでしょうか。
本当に展示も興味深く解説も楽しい素晴らしい施設でした。
そして、なかなか奥が深い世界です。
というかなぜ今までみうらじゅんさんが手を付けてないのかが不思議なほど、
魅力的なコンテンツだと思います。
これから老後に向けて何か趣味でも作ろうかなと思ってる方には、
「かっぱ」という選択肢はありかなと思います。
日本全国に伝承があるみたいですしロマンがありますね。
皆さんもかっぱと仲良くなりたいと思ったらぜひ行ってみてください。
帰りに屏風ヶ浦(びょうぶがうら)に寄りましたが海がきれいでした。

遠くに見えるのが屏風ヶ浦です。
高さ40メートルの断崖が10キロ続いています。

黒い砂浜に空が映ってプチウユニ湖気分です。

なかなか絶景です。

崖の下に遊歩道が続いています。


高さ40メートルの断崖が10キロ続いています。




一番下の層はなんと250万年前だそうで。ギャートルズの時代です。
何にもない何にもない全く何にもない世界のお話ですね。
屏風ヶ浦はもう少し先に行くと上にも登れます。
ですが私有地で観光地化されていないので安全とはいえず、
ガイドマップには載っていません。
ただ崖の上からは海の眺めが本当に素晴らしくて、
多くのドラマやCMやMVのロケ地になっています。

すっかり日も暮れて犬吠埼(いぬぼうさき)の灯台も明かりが着きました。

お魚が美味しくて景色もきれいで温泉もあり、
そして何より沢山のかっぱが集まる町。
ぜひ皆さんもいつか銚子を訪れてみてください。
ゆっくりと時間が流れている素敵な場所です。

犬吠埼からの夕暮れ
大内かっぱハウス
https://kappa-house.com/

なんと入館料は無料!
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