はじめてのバレエ
こんにちは、あやはなです。
というわけで、
先日の日曜日は初めてバレエを観て来ました。
前から興味はあったのですがなかなか機会がなく、
今回行けそうな公演を見つけたので初めて行ってみました。
バレエさっぱり分かりません。
ネットでバレエの公演を調べると結構やってますね。
もうこの時期はクリスマスシーズンなので演目は「くるみ割り人形」ばかりです。
新国立劇場バレエ団の「くるみ割り人形」。
初台だし近いです。日本三大バレエ団の一つだそうです。
熊川哲也さんのKバレエカンパニーもオーチャードホールでやってます。
うん、有名なだけあってチケット代高いです。
熊哲さんは初めてかっこいいと思ったバレエダンサーです。
全盛期に観てみたかったですね。華がありますよね。
全盛期に観てみたかったですね。華がありますよね。
【日本の誇り】熊川哲也特集①アリ・バジル・ソロル他
https://www.youtube.com/watch?v=u-SOo_P9t9s
くぅかっこいい。ジャンプが高いですね。
でも思う所があり、
最初のバレエは外国のバレエ団で見ようと決めてました。
なので海外のバレエ団の公演を探すと、ありました。
キーウクラシックバレエ。ウクライナのバレエ団ですね。
チケット代は…4500円。安い。ここにしました。
調べると青少年の為の敷居の低いバレエ団で初めてバレエを観る方にも最適だそうです。
4歳から見れるそうで良いですね。今回の目的にぴったりです。
現在ウクライナは紛争中ですので、バレエ団も大変な思いをしながらも、
国を出て練習して今は日本でツアーを行なっている様です。
少し複雑な思いはありますが、
今回の「くるみ割り人形」はチャイコフスキーさん(ロシア人)作曲ですし、
初演はサンクトペテルブルクなのでロシアの作品です。
ロシアの作品をウクライナのバレエ団が上演するのですが、
つまらない政治や紛争を飛び越えて、
この作品が上演されるのはやはり文化と芸術の重みと凄みを感じてしまいますね。
偉大だと思います。
というか三大バレエ作品はすべてチャイコフスキーさんなので、
バレエという文化からロシアは外せないんですね。
やっぱりみんな美しいものが見たいですよね。
現代風に言うと「可愛いは正義」みたいな。ちょっと違うかな。
ちなみにウクライナはウクライナ国立バレエ団という大きなバレエ団があって、
世界有数のバレエ団だそうです。
ところでキーウクラシックバレエ。
プリンシパルが日本人女性なんですね。
チケットを取った後に気が付きました。無知って怖い。
長澤美絵さんというそうです。
調べると日本人のバレエダンサーって世界中で活躍してるみたいですね。
サッカー野球のみならず日本人の海外での活躍って幅広いですね。
ということで、くるみ割り人形観て来ました。
簡単なあらすじは、
クリスマスパーティーで不思議なおじさんから、
くるみ割り人形を貰った主人公の女の子クララ。
くるみ割り人形は夜中の12時を過ぎると王子様に変身。
そこにネズミの王様が来て戦う。なんだかんだあってやっつけて、
王子様にお菓子の国に招待されそこで色々なお菓子の踊りを見る。
でも全部夢だった。
というお話なのですが、
なかなか楽しいあっという間の2時間でした。
特にロシアの踊り(ウクライナって書き直してありましたが)
を踊ったダンサーの方は素晴らしかったです。
跳躍力がものすごく、開脚しての高いジャンプでは、
空中で細長いカタカナの「エ」みたいになってました。
キレと華があってすごいなと思いました。
プリンシパルの長澤さんもキレがあってしっかりとした技術で、
素人目にはほぼノーミスだったと思います。
流石に看板背負ってるだけあります。
ワガノアバレエスクールというバレエの虎の穴ご出身だそうです。
そして何より音楽。
チャイコフスキー先生の作曲ですが、
幼い頃から大好きな曲で、いつ聴いてもワクワクしますし今聴いても全然古くない。
今回、こういう場面で流れてるのかと再認識しながら聴いてましたが、
もう100年以上前の楽曲群ですが舞台音楽の最高峰ではないかなと思いました。
現代のあらゆるドラマや映画に流用してもそのまま使えてしまいますし、
後進にも多大な影響を与えてるんだなと改めて思いました。
絶対にジョン•ウイリアムスさんはお好きだと思います。
当時は最新の楽器だったチェレスタが使われていたり、
すごく新しもの好きで作品全体から遊び心が溢れていますね。
場内が暗くなってお馴染みの、
「くるみ割り人形」序曲が流れて開演しますが、
初めて見るので知らなかったんですが、この有名な曲に振り付けはなくて、
真っ暗な中でただ音楽だけ流れるんですね。
素晴らしい曲なんですがいきなり眠くなりました。
初めてバレエを観て気がつく事が多かったというか、
不思議なおじさんドロッセルマイヤーさんが持ってきた人形が、
子供達の前で踊り出すシーンがありますが、
「あぁチキチキバンバンの映画のシーンてこれのオマージュなのか」
と初めて気が付きました。
音楽と踊りのみがバレエの定義みたいですけど、
個人的にはも少しセリフがあっても良いのかなと思いました。
自分はバレエよりもミュージカル向きなのかなと思ったりしましたが、
ただ100年以上前の芸術を今もそのまま再現してしまうのは、
やはり素晴らしい文化だと思います。
次はぜひパリ・オペラ座バレエ団の来日公演があった時に観に行ってみたいと思います。
以上、ど素人の初めてのバレエ鑑賞レポでした。
何本かYouTubeに全幕の公演動画がありますが、
こちらが素晴らしかったです。
サンクトペテルブルグのマリインスキー劇場バレエ団による「くるみ割り人形」
「くるみ割り人形」が初演された劇場での公演です。
最初の序曲でうとうとしてる観客が見受けられますが世界共通なんですね。
一気にクリスマス気分になりますのでどうぞ!
Tchaikovsky - The Nutcracker, Ballet in two acts | Mariinsky Theatre
https://www.youtube.com/watch?v=xtLoaMfinbU
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